2007年11月08日
スズの弊害
スズペストというものに侵されるようです。
昔の人は大変だったと思います。
スズ(錫、Tin)は原子番号50の元素で、元素記号は Sn。元素記号はラテン語の stannum に由来する。本来、この語は銀と鉛の合金を指していたが、4世紀ごろよりスズを stannum と呼ぶようになった。
炭素族元素の1つ。常温、常圧での結晶構造は βスズ (beta-tin) 構造(正方晶)で、その名の通り βスズ(白色スズ)と言われる金属である。高温(161 °C 以上)で γスズ(斜方スズ)、低温(13 °C 以下)で α スズ(灰色スズ、バンドギャップが約 0.1 eV)となる。酷寒の環境において、βスズがαスズになり、ぼろぼろになってしまう現象を、スズペストと言う。環境の整っていない時代には鉱山からの採掘の際に多くの労働者が肺を病んだ。
用途
古来から用いられる金属材料には、鉛との合金がはんだ(最近は鉛フリーのはんだもある)、青銅がある。
近代においては、βスズを鋼板に被覆したものに、ブリキがある。内燃機関において高回転軸を支える軸受部分に銅との合金バビットメタルが用いられ、熱線カットガラスは近赤外線を遮断するガラスでインジウムとスズの酸化物が乗用車のフロントガラスなどに用いられる。また、パイプオルガンのパイプにもスズを主とした合金が使われてきた。
日本において、スズそのものの加工品としては奈良時代後期に茶とともに持ち込まれた可能性が高い。今でいう茶壷、茶托などであろうと推測される。金属スズは比較的毒性が低く、酸化や腐食に強いため、主に飲食器として重宝された。現在でも、大陸喫茶文化の流れを汲む煎茶道ではスズの器物が用いられることが多い。日本独自のものには、神社で用いられる瓶子(へいし、御神酒徳利)、水玉、高杯などの神具がある。いずれも京都を中心として製法が発展し、全国へ広まった。
それまでの特権階級のものから、江戸時代には町民階級にも慣れ親しまれ、酒器、中でも特に注器としてもてはやされた。京都、大阪、鹿児島に、伝統的な錫工芸品が今も残る
引用『ウィキペディア(Wikipedia)』
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